キルトメイプル SSH パーフェローネック

■ボディ
* 2ピース アルダー キルトメイプルトップ
* ピックアップ

Neck: Sadowsky FL

Middle:Sadowsky FL

Bridge: Lollar Imperial HighWind

* ブリッジ: Wilkinson vs-100

 

■ネック
* パーフェロー
* 指板 パーフェロー

* ナット TUSQ

* ナット幅 1-11/16インチ(約43mm)
* フレット 6150 Stainless Steel
* 指板R 10-16インチ compound

* ネックの太さ .860"インチ(21.8mm)~.960"インチ(24.4mm)

* ペグ  GOTOH SG360 HAPM

 

* オールラッカー塗装 トランスブラックバースト

* String Gauge: .010-.046

 

* ストラップピン ロックピン取り付け済み

SOLD OUT

 

オーナー様よりコメントいただきました。

詳細はこちら。

 

アッシュのモデルと同じく、

「歪ませても音に輪郭があり、抜けがよくて、使い勝手の良いSSH」

というコンセプトで製作しました。

 

ネック、指板材はパーフェローを採用。

初めて使ってみましたが、これはめちゃくちゃ良いです。

サウンドはメイプルのようにハイ寄りなのですが、材自体が硬く密度が高いので芯があり、抜けも良いです。

キンキンとしたハイも出ずサスティーンもあり、耳に馴染むサウンドです。

見た感じはローズっぽいのですが、音響はかなり違うので面白いです。

 

ボディ材はアルダーバック、キルトメイプルトップです。

アルダーのフラットなサウンドで、音の立ち上がりがやや鋭い印象です。

カラーはトランスのブラックで、トップはバーストになっております。

キルトトップがキレイに浮かび上がりました。

 

ネックジョイントはかなりタイトで組み込み精度も抜群です。

極薄塗装ですのでこれから経年変化もお楽しみいただけると思います。

オールラッカー仕上げですのでほんの小さな塗装の痩せや傷等があるかもしれません。ご了承ください。

 

ボディバックにはヒールレス加工がしてあるのでハイポジションが弾きやすくなっています。

ペグはGOTOHのロック式です。

 

コントロールは1V、1T、5way、ダイレクトスイッチ

ハムバッカーの時はボリュームポットの抵抗が500kΩ、シングルコイルの時には250kΩになるように配線しております。
SSHのギターの場合シングルの音がキンキンしたりすることがあるのですが解消されています。

ダイレクトスイッチはONで回路が全てバイパスされ、リアPUのみの出力となります。

ボリュームを絞ったフロントPUの少し丸いサウンドからリアPUのフルテンのサウンドを手元でワンアクションで切り替え、といったような使い方が出来ます。なかなか便利ですよ。

 

ピックアップはSadowsky FLとLollar Imperial HighWindの組み合わせ。

フロントとセンターのSadowsky FLはSuhrのFLと製造元は同じで、サウンドも違いが分かりません。同等品です。

Lollar Imperial HighWindはアウトプットがややHOTになっており、ガツンとロックなサウンドがマッチングしそうです。

 

トータルで、パーフェローネックがいい味出しています。

最初にも述べましたが、抜けが良く、芯があり、サスティーンも優れているといった印象です。

狙い通りで大正解でした。満足いく仕上がりです。

材の特性か、水分などの影響も受けにくいようですのでコンディションには強そうです。

 

ネックの裏面は演奏性を考慮してつや消しフィニッシュになっています。

すべりが良く、フィンガリングがし易いです。

パーフェロー材は塗装が必要ないようですが、通常のモデルと同様にラッカーでフィニッシュしてあります。

 

トラスロッドはサイドから調整できますのでネックを外さずにメンテ可能です。

フレットはステンレスですので耐久性も強く、ほぼメンテフリーで末永くお使いいただけると思います。

サイズは6150になります。

6100など、いわゆるジャンボフレットと言われるものほど大きくなく、ジャンボフレットにありがちな引っかかるような弾き心地が苦手な方も馴染みやすいと思います。

 

指板サイド、フレットサイドの面取りも丁寧にしてありますので非常に弾きやすいです。

 

状態は新品です。

細部までセットアップ済みで即お使いいただけます。

 

ご要望が多々ありましたのでロックピンを取り付け済みにしてあります。

受け側もお付けします。

2024年

4月

25日

下地塗装完了

下地塗装まで完了しております。

こちらはオールラッカー塗装となります。

乾燥後、サンディングをして平滑を出し、着色、クリアー仕上げまで進めていきます。

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